高野山会議2025、高野山会議ITALIAを開催
最終日のクラシックコンサートの様子
高野山会議2025&高野山会議ITALIA 開催報告
7/22~7/24に東京大学先端研主催(主管:先端アートデザイン分野)、共催:高野山金剛峯寺 / 高野町 / 高野山大学 / 和歌山県 / 橋本市 / かつらぎ町によるイベント「高野山会議2025」を高野町にて開催いたしました。先端研内外から31名の講師を迎え、当分野教員によるギャラリートーク「剛峯寺の文化的価値とアート」をはじめとして「WAの芸術とデザイン」「宇宙と地域」「インクルーシブデザイン」「Why war?ひとはなぜ戦争をするのか? PartⅡ」「自他の境界-科学と芸術と宗教の接点から-」「利他の蓮華―「 利他のこころ」「いのちの大切さ」を一万人の子どもたちと大阪・関西万博から世界に発信しよう!」の各セッションを実施、来場者との活発な意見交換を行いました。また、ナイトプログラムとして「高野山会議2025クラシックコンサート」も実施し、来場はは延べ1200名を数え、大変盛況のうちに終了しました。
また、7/26には「高野山会議2025」の特別編として、場所を大阪・関西万博イタリア館に移し、 在大阪イタリア総領事館の特別協力とイタリア文化会館-大阪の後援により「高野山会議ITALIA」を開催いたしました。高野山会議2025で展示を行った「利他の蓮華」オブジェを移設してのギャラリートーク、そして包摂社会を主題とした3つの学術的パネルディスカッションー「マンダラ 利他の蓮華_ Il Loto dell’Altruismo」「デザイニングサステナビリティ_ Progettare la sostenibilità」「デザイニングインクルージョン_ Progettare l’inclusivita’」ーを行い、最後は日伊友好クラシックコンサートにて会場を華やかな音色に包み、お開きとなりました。
大阪・関西万博イタリア館に設置されたオブジェ「利他の蓮華」